ベッキーさん騒動に思う事②

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何と、ゲスの極み乙女、が
1/15(金)のミュージック・ステーションに出るそうな。

これは、このバンドが、この週に新アルバムを出すからで、
それの宣伝なのだが。
アルバムタイトルは、

”両成敗”(笑)

・・これだけの騒動になっているのに、
テレビ朝日も、本当に出演させるのだろうか?。


ベッキーは記者会見で

「本当に、軽率でした。」

と言っていたが、僕に言わせれば、

「純粋過ぎた」

となる。
ベッキーは、所属事務所では1番の稼ぎ頭だそうだ。
CM×1本が5000万円との事だから、
10本やっていて5億円。
会社経営としては
「ベッキーの1本足打法に、依存し過ぎ」
と言える。

これがまた、ベッキーを苦しめていたのだろう。

僕は転職したのだが、前の会社では全社で営業350人居る中で
TOP・10営業マンだった。
まだ、全然若いのに。
これは大変なプレッシャー。

支店長も、僕に毎月多大な受注額獲得を求める。
それだけの重圧なのだ。

彼女は異性交際にも、事務所からは、
かなり言われていただろう。

30歳までは結婚しないで欲しい、等。
やっぱ女性芸能人は結婚すると、人気下がったりするし。

しかし、親友の上戸彩が結婚してしまい、
自分も、という気持ちがあったのも
容易に想像出来る。


常に、完璧笑顔のベッキー。
しかし、それは”会社NO.1営業”としての、仕事。


本心では、自分も、恋人が
出来て欲しい、という願望がある。
しかし、周りには心許せる男性は居なかった。
そう”完璧仕事笑顔”と”本当は誰かいて欲しい”
という”心の隙間”を埋めてくれる人が。

ベッキーのその様な”心の弱点”が、今回、
一気に露呈してしまった。

そこに来て、このバンドにハマルうちに、
メンバーとも知り合いになれ
何と、ボーカルとも親密になれた。


ボーカルは、当初、ベッキーには結婚
している事は、黙っていたという。
普通は、こんな嘘つきとは、その時点で決別となるのだが、
純粋過ぎたベッキーは、そうはならなかった。

「離婚する」

という言葉を信じて、そのまま関係を継続する事に。
TM NETWORKの大好きな曲で”LOVE TRAIN”
という曲があるが歌詞は
「ラブ・トレイン、戻れない、このまま君を連れ去って」
という内容だ。

一度加速がついた気持ちは、後戻りする事は
出来なかったのだろう。

LOVE TRAINどころか、ヘビーメタルの
帝王:オジー・オズボーンの”CRAZY TRAIN”
(狂った列車)になってしまった。


ベッキーは記者会見で、あくまで友人だ、
と言っていたけど、男女の関係だったのはバレバレであり、
しかし、女の子だから、

「不倫して、関係を持ちました」

とは、言えなかったのだろう。
バレバレだから、後は行間読んで、
空気読んで察して下さい、という事だ。

しかし、ベッキーには言い訳がある。
それは

「相手が、既婚者である事を、親密な関係に
なるまで、隠していた。」

という事だ。
これを隠して関係を持った事が、
ベッキーが引き返せなくなった最大の理由だろう。

前書きが長くなったが、再度書くと、
これだけの騒動になっているのに、テレビ朝日も、
本当に出演させるのだろうか?。


僕がテレ朝上層部だったら、出演させない。

この予定は当初から決まっていただけで、
今のままなら、ゲス乙女をおろして、
ジャニーズ事務所をもう一組追加で呼んで、
笑顔を振りまいて貰った方が余程マシだ。


EXILEのHIROが何時も行っているが、EXILEは、
エンターテインメントの為に、人を楽しませる為に
やっている、と。

そう、音を楽しむ、と書いて音楽なのだ。
皆、Mステに、金曜の夕方帰宅して、1週間疲れた、
と思いながら、音楽の楽しみを求めているのだ。

しかし、ここに”観ていて不快”の奴が
現れたらどうなるのか?。
番組は成り立たない。

皆、チャンネルを変えるだろう。
それなら、出演させなければ良いのだ。
紅白に出た、と言ったって、まだまだ
”ポッと出”の若手なのだから。

大体、出演を、この番組のスポンサーが
OKするのか?

条件は一つ。
出演より事前に記者会見を開き、謝罪する事だ。

もしかして、Mステ出演時に謝罪する、
という話なのかもしれないが、これは信用出来ない。
だって、生放送だから。

やる、と言っていても、生放送中に、
約束を破って、やらない、という事も予想出来る。
大体が、嘘をついてベッキーに近づいた輩だし。

玉置浩二だって、生放送で、TOKIOの長瀬と歌うハズが
ドタキャンして、長瀬一人に歌わせたじゃないか(笑)

既に、2度とベッキーに合わない、という事で
合意したそうだが、しかし、これだけベッキーを
傷つけてしまったのだ。

本当にベッキーを愛していて、しかし傷つけた事を
申し訳なく思っているなら

「僕がベッキーさんをダマしました。
ベッキーさんは、何も悪くありません。
全て僕が悪いんです。
ベッキーさんはダマされただけです。
ベッキーさん御本人、所属事務所、
またベッキーさんに御関係の皆様に
多大なる御迷惑をお掛けし
大変申し訳ございませんでした。」


と、全部自分が悪者になって、
責任を引き受けるべきだ。


人間は、追い詰められた時に、本当の姿を見せる。


以前、次長課長の河本氏が、実家の母親が不正に
補助金を得ていた問題で、叩かれて、記者会見を開き、

「全部自分の責任です。
大変申し訳ございませんでした。」

と、正面切って謝罪した。
これについて、ヤフコメ等で、

「人間のクズだ。2度と見たくない」

等、批判も集中したが、僕は立派な記者会見だったと思う。
人間誰とて、特に男は幾つになっても母親に頭が上がらないものだ。
この件も、記者会見後も、母親は

「何も悪くない。」

等と週間誌の取材に答えたそうであるが、母親が

「この方が安いから、このままで良いんだ」

と、息子に言って、息子もその意見に反対して強く
言えなかった事は容易に想像出来る。
河本氏だけが、全部悪い訳ではないのだ。
しかし、正面切って、世の中に頭を下げた。

「自分の責任だ。」

と。

実は、僕も昔似た様な事があった。
実家が、母親の実家=本家、と色々あり、
僕が帰省し、本家の叔父(母の兄弟の長男)に

「今回、平家が色々御迷惑をお掛けし大変
申し訳ございませんでした。ウチの事は今後は
ウチの中だけで処理し、以後御迷惑はお掛けしません。」

と、正面切って頭を下げたのだ。

僕が、本家に謝罪した理由は一つ。

「実家を守る為。家族を守る為」

だ。
叔父も、分かっていて、それ以上僕に追求しなかった。
だって叔父は60歳近くなのに、妹の息子=24歳が、
全権大使として訪問し、正面切って頭を下げたのだから。


さて、河本氏が謝罪会見をした時、非難する人が多い中で、
僕は喝采さえした、心の中で。

「河本さん。ようこそ大人の世界へ。
自分が悪くもない事に、ボロクソ言われて、正面切って頭を下げて。
こういう事があって、初めて本当の大人になるんだ。」

と。

しかし以降、河本氏は普通に活動されているではないか?。
これは、特に、テレビ局の御偉いさんクラスが、

「河本さん。問題はあったけど、謝罪は立派じゃないか。」

と、彼を評価したからだ。
彼の姿勢を評価し、再度彼に任せる、という事になった。
”大人の男として認められた”から、という事だ。

ゲスの極み、が同じ事が出来るのだろうか?
この人の人格から見て、多分無理だろう。


しかし、これが出来ないと、このバンドはもう終わりだ。
エンターテインメントを供給出来ず、不愉快なだけな音楽を
聴く人は居ないのだし、代わりのバンドは幾らでも居るのだから。


Mステ生放送まで、どうなるのか”見物”である。
by vanhalenaerosmith | 2016-01-10 00:25 | 藤巻亮太 | Comments(0)

Musician / Tennis player / 外資企業勤務


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